地下鉄野芥駅から徒歩1分の皮膚科・アレルギー科

お悩み相談タイトル

中波長紫外線治療とは?

「白斑」「円形脱毛症」「アトピー性皮膚炎」「乾癬」などに有効な新しい紫外線療法です。
ナローバンドUVB(全身用、311±2nm)とエキシマライト(局所用、308nm)を用い皮膚病変の広がりに対して使用します。

具体的には、どうやって治療するの?

局所用のエキシマライト(VTRAC®,JMEC社)は、「白斑」「円形脱毛症」「アトピー性皮膚炎」「乾癬」などの光線療法を行う医療機器です。
従来の紫外線治療器に比べ、患部にピンポイントかつ強力な照射ができると共に皮膚がんのリスクのある波長域をフィルターで制限することにより、 患部以外の健康な皮膚は保護し、患部だけを安全かつ効果的に照射治療することが可能です。
全身用(ナローバンドUVB)は上記疾患で疾患が全身に拡大している場合に用います。 他の治療法と併用が可能なので、相乗効果で症状の更なる改善を期待することができます。一回あたりの所要時間は数秒~数十秒であり、治療前の外用療法の塗布や内服薬も必要ありません

これまでの光線療法では難治な手足の白斑や掌蹠膿疱症でお悩みの方、部分的に白斑や乾癬がある方などは、どうぞお気軽にご相談下さい。健康保険の適応となります。

治療の流れ

診察を行い、照射範囲や強さを決定します。病変部周囲の正常皮膚を保護するためにクリームを塗り、エキシマライトを照射します。
(ワンショットで最大6×5cmまで照射できます。特に痛みなどはありません。洗顔や化粧、入浴などは当日から可能です。)